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◎変身サイボーグ1号・4種(タカラ) 70年代タカラの玩具サイボーグ1号です。左から順にゴールド・ブルー・シルバー・グレー。金銀の2色が一般にはスタンダードで、グレーが初期カラー、ブルーが後期カラー。手に付けているのはサイボーグセットと呼ばれる独自の武器でソフビ製。基本は別売ですがDXには2コずつ付いてました(青のDX武器左は正解ですが右は違ってます)。他に変身セット、超人セットなども存在し無敵の展開を誇った玩具です。実はこれ以外にもカラーがかなり存在し更にバージョンで細分化されますが覚えている人は殆どいない(^^)。その中の最強レアの一体は後にUPするのでお楽しみに。72年後半に発売されたタカラSF玩具の原点です。 ◎キングワルダー1世・3種 72年販売のタカラSF玩具最初の悪役。初期ではレゴリオ星という星を自ら滅ぼした暗黒宇宙に巣食うワルダーが、レッドギャラクシー星で地球の探査部隊を襲い、彼等がサイボーグ1号(;)7人のクロスレインボー部隊として復活、ワルダーと激闘を繰り広げるという設定。73年以降が現在の設定。1998年ワルダーに殺されたアフリカダルエスサラームの動物保護官「片貝健一」と弟健吾、豹のジャガー、黒人の助手、健一の妻たちが、父親の片貝博士の手により海底実験都市ネオノーチラスで改造蘇生され、戦うというストーリーに。 ワルダーは独自のグロテスクな生物的ソフビ兵器を持ち、怪人セットという凶悪なソフビスーツを3種持つ。その凶悪なデザインは未だに多くのクリエーターに影響を。初期3色がブルー・バイオレット・イエロー(販売時期は同時では無く順次)。シリアルと発売順は必ずしも一致しない。73年にグリーンが発売、一般的には最初期の青が最レアとされます。箱は最初期マーブル台紙(頭部ブリスターパッキング箱)、初期箱(単色台紙)、後期箱。内蔵色も初期はラメ入り・後期はフラット塗りなど差異あり。写真で言えば黄が後期素体。自分は青他をまだ持ってない。マラマラだのぅ(トホホ・・・ ◎少年サイボーグ・3種 73年発売。1号こと健一の弟である健吾(15)が蘇生した姿。ソフビ製の1号の武器と違い、インジェクションの兵器群計12種と、よりヒーロー然としたスーツ群6種を持つ。カラーはシルバー・ゴールド・ブルーの3色。1号と違いこれで全色です。当時価格は950円(銀は子供の頃から持っている物です)最後期素体は後頭部にピースマークが入り、電子頭脳がケタ分高くなる違いがあります。最初期箱は台形。復刻出ているのでビギナーはそこから入ると良いでしょう(ただし首砕けに注意<復刻) ◎サイボーグジャガー・3種 74年発売。健吾のペット「ジャガー」の蘇生した姿。野生と科学の二つの心を持つ事により、獣化戦と科学戦の2通りの戦闘が出来るように改造されている原子の獣。ソフビ製サイボーグセット4種と4足獣への変身セット7種、原子戦用の超獣セット3種に少年的インジェクション製の武器2セットを持つ。これも初期後期で箱に違いがあり、後期になるとひざ関節がロック関節になる等のバージョン差あり。後にサムライトルーパーの白炎王としても復刻販売されました(白炎には耳アリ!)後のタカラ4足獣シリーズやビーストの原点とも言えます。これもカラーはシルバー・ゴールド・ブルーの3色。 | ◎ホットローダー赤ビーム砲 ・・・・・・A Key of Micro's final gate. ホットローダーの赤ビーム砲が見つかったのでお知らせまで。実際見つかったのはビーム部分だけで、本体は元々持っていた従来の物。スパイマシン版のビーム部は黒なので当然それとは違います。異なる点は先端部がクリア版の初期とは違って太くなっている事。発売時期は押して知るべし。また、従来のパールレッドとは違い、結構軽めの普通の赤プラが使われているのも興味深く、また、5mmジョイントもかなり長いです。という事は本体自体もノーマル赤プラだったって事だよね。・・・が。これで見た目が本来のバージョンと同一になったかと言えば「違う」のは真のマニアなら知っている所。金型まとめであのパーツも・・・真の赤ビームホットローダーをデッドストックで持っている人はスゴイの一言。何故か?・・・・・・・・・ムニャムニャ ◎M112バーンズ・最後期カプセル M111・121シリーズ・・・の最後期です。実はM111系は細かいバージョンの多い素体で、これは最終期のミクロマンレスキュー隊員シリーズの発売された頃のカプセルです。レスキューのいわゆるピョンピョン人形の付いているカプセルは後に各ナンバーで色変え販売されますが、逆にM111や121系がローコスト化の為にベッドを全て白に統一されました。これがその頃のカプセルです。それまでのM104ジョンが白いベッドでの販売だったので、それを付け替えただけ?と考えられがちですが、違います。こんな事を書いても、単にこれを店に持っていった時に「ベッド違うね」と言われてもこれはこれで合っているのだ、と知っておくと良い位の知識にしかなりませんが; M111には他にもバージョン違いがあり、顔型横幅が狭い物と広い物があります。現在の復刻はその狭い方をモデルにした物です(これは1号の内蔵メカと同じく、金型の旧新というよりは工場違いによる型違いのようです。)。また、顔のメッキがクロームメッキの物もバージョン違い!所謂超レアメッキマジシャン(M141系のボディをクロームメッキした当時の限定品)を生産した時に余剰になったヘッドを使って組まれた物で、黒人顔と呼ばれ、当時から珍しいと言われてました。メッキマジシャン以下の数しか存在しません。特に「黒人ブラッキー」は当時の子供の間でも話題になったもんです。また、上のバーンズですが、背中に松本メーターのような精密なシールが貼られています。ヤマト等がブームだったからか判りませんが、これは現在のミクロでは復刻されていないシールのようなので、古いM111系を買う時は、このメーターシールの残っている物を買うと良いと思います。 ◎アクベータロー(ミクロマン・ユニーカー軍団シリーズタカラ) タイタンシリーズ等に使用された8mmマグネモ磁力ジョイントを使ったコミカルシリーズの決定版シリーズのリーダー!アクベーにはタロー・ジロー・サブローの3人がいて、各自が個性的なイタヅラ大将的キャラクターです。アクロイヤーを「おかあちゃん」と言ってなつく、応援団的キャラ。自分も大好きなシリーズ。背中に背負ったブンブンヘリはゴム動力で回転します。ほのぼのとしたデザインが魅力!・・・自分としてはこのキャラはタカラ版の鉄腕アトムだと思っています。ほのぼの。他にユニーカー軍団にはカメラー・ライトン・トケイダー等のキャラが存在、勉強ユニーカー軍団などの実用シリーズがあって、マグネモで合体して遊べました。(頭部シールは欠品) ◎スパイマシン版「ビームトリプラー」 ミクロマンの「スパイマジシャン」(諜報のエキスパート達という設定の人気シリーズ)の頃のビームトリプラーです。左下の最初期ミクロマンとセットで販売された乗り物3機が単品にされ300円で販売されました。設定的には「スパイ訓練用の訓練機」という設定で、過去の機体を練習機に改装した気分が非常にリアル!、また当時流行ったゲイラカイトのようなマーキングもされていて、それにより「シーボーズ」のようなキャラクター的マシン変形も楽しめるという一挙両得に仕上がってます。訓練場面を描いたマンガも付いていて、300円にしてはほんとに楽しめた玩具でした。欠点はM111以降の靴シリーズをトリプラーに乗せようとすると足がきつい事; |
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◎ミクロマン最初期4体(タカラ) 1974年発売のタカラSF玩具シリーズの第2世代。水晶体に包まれたカプセルによってやってきた身長10cmの宇宙人たちが、地球環境汚染によって凶悪化した同族「アクロイヤー」と戦いながら、地球人の少年達と理想郷の創造を目指すというストーリー。当時の少年を魅了し、自分ももろにそのブーム真っ只中にいました。99年のTVアニメのオリジナルシリーズです。最初期素体が上4体クリアーミクロマン・イエローミクロマン・ブルーミクロマン・オレンジミクロマンです。最初はまだ裸足で74年6月以降の北海道での試験販売を経て全国販売されるようになりました。 写真上右はスカイレンブラーと付属のスーツ。レンブラーの背中には滑車と糸を通す穴があり、糸を使った滑空遊びが出来ます(スーツは腕パーツ欠)。下左からジャイロット・ホットローダー・ビームトリプラー。ミクロマンが地球に来て始めて作ったマシン達です。人形とのセット売りで、5mmジョイントの遊びが存分に楽しめます。 裸足ミクロというだけでかなりのレア品ですが(今は復刻有り)その上バージョン違いも多く、超初期は最左下のパーツ写真の様にヘッドと肩が板バネで固定(北海道から入手)。後にゴム固定に変わります。最初期は頭頂部がでっぱり角刈った頭ですが、前後のパーツ合わせのせいらしく、後に丸みを帯びたヘッドに改修。後に彼等はM101−104とナンバリング、更にジョージ・ジャック・ジェシー・ジョンという名前が付き、靴足と腹部ジョイントが付き、4年のロングセラーに。 左のカプセルも全国版最初期の複雑な造型の物で、カッコイイ!かなり入手難易度高いですが、先日フ●イヤさんに入った裸足ミクロカプセル4体はこの直後の時期に相当するもので、上のカプセル表面に[M101]などのプリントがされ、ベッドに色が付いてます。後の名前版カプセルとベッドの色が違うので(103=グリーン→赤 等)、かなり貴重だと思います(^^)。 やっぱこーゆーのはフ●イヤさん強い!♪(^^) ところでフラ●ヤさん個人的に「ユニーカー軍団セット」探してるみたいなので、手放す人がいたら譲ってあげて下さい(^-^); 自分じゃ見つからないよ・・・(爆) | ◎サイボーグライダーシリーズの箱各種(左上)同フルセット(上右) 変身サイボーグ1号の合体バイクシリーズです。1号そのものをバイク本体と化すとんでもない発想のバイクで自分も子供の頃遊んでました。サイドカー(部品)ミニバイク・たんけん車は別の乗り物に組み替える為の単品売りorパーツのセットです。「フルセット」にはこれら全てに組み替えられるセットで左の全パーツに1号がついてます(^^)。 他に「ライダー変身セット」が存在しますがそれはオートバイセットを持っている人が、上の3箱の乗り物を組替えで作る為の追加パーツセットで短期レア品。なかなか出ません。フルセットよりもレアな位です。 ◎ミクロマン「レディーコマンド」アリス・アニー・アイ(下段左) 70年代での唯一の女ミクロマンシリーズ。復刻出てますが写真は当時品。M181〜184=アン アリス アニー アイの4人がいますが写真はアン(赤)以外の3人。以前はかなり値が高く入手しづらかったです。自由の女神から生まれた女戦士という設定で、森藤氏の漫画でみどりちゃんの涙とともに復活した姿はかなり感動的でした。オリジナルは足の赤やオレンジがはるかに蛍光色強く、明るい色で映えた感じです。復刻では沈んでて色が良くない!後、桃色のアイの足の黒も、つやの有り無しで違いがあります。表情は復刻の方が丸みがあって可愛いですが、全体にミクロの復刻品はモールドが甘いので自分はオリジナルが好きです。 ◎ユニーカー軍団限定「イワキチ」!(仮称・下段右) ユニーカー軍団というのは70年代ミクロマンシリーズのコミカルキャラクターですが、その限定品です。 当時ユニーカー軍団セット(?)の店頭ポスター(チラシ?)の左脇に写真と応募要項が載っていた通販での期間限定購入品です。価格は1000円位。マニアでもこれを知っている人は殆どいません。時期的には勉強ユニーカー軍団発売前。ゴセンチンより前です。お腹の針(この部分自作)がプロペラと連動してます。マグネギミックは無し。後、正面写真だったので解らないのですがちょんまげがあった(?)気が。 後に同ヘッドを使用した実用メカキットシリーズの方に色々型が流用されたようです。というか、メカキットの市場調査を、ユニーカー限定という形でやった?その辺は解りません。実はこれも色が合ってるか不明でそれらの組替えかも知れない;でも形状はこれで合ってる筈です。 |
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◎「ミクロマン」&「リカちゃん」自転車吊り下げ看板POP!(左上下) 70年代に子供達の間で大ブームを巻き起こしたミクロマンとリカちゃんですがそれらには自転車も存在しました。で、これはその自転車の販売店に飾られていた吊り看板です。横幅70cm位。両面同じ絵柄で故森藤よしひろ氏によるロボットマンとあきら君のイラストが涙もの!これらの絵が自転車のチェーンカバーに印刷されていたのだと思います。近所の商店街に売ってた時は欲しかったなァ・・・リカちゃんも本当に美少女でかわいいいです!専門書にも載った事のない、周辺品ですが激レア品です。 ◎「TheWorld of MicronautsGame」(右画像) 海外展開されたミクロマン「マイクロノーツ」シリーズの「バロンカルツァを捕まえろ!」ゲームです。一応ボードゲームなのですが、何と立体で、コントロールタワー内を逃げたり攻撃しながら海外版マグネモ黒ジーグ素体のロボットを捕まえるのを競います(笑)。ワープ・ジャンプ・ルーレット・・・時にはカルツァを相手の方に向けたり、かなり高度なテクニックが必要!迷路も立体でかなり複雑。ゴール(カルツァ)の移動するスゴロクと考えれば解りやすいかも。これも日本ではかなりレア品です。持ってる人少ないです。 | ◎サイボーグコレクション全体(同) で、大体並べるとこんな感じ・・・。なんとなくやってたら増えてしまった;サイボーグの人形だけでなく、本体周辺にレアなものが多く、そちらを全て未使用でそろえようとするならかなりの額が必要に。結局ルースの物を買っていく事が多く、人形も各素体に付き、箱は一色限りという感じで買ってきました。でもやっぱり初期の箱など欲しくなっちゃうんですよね。宇宙人各種、アンドロイドA、合体バイクサイボーグライダー、アタッシュケースになる基地CX−1、宇宙人の謎の円盤UFO−7とコクピット、イギリスの少年サイボーグサイズの1号「CYBORG」、同サイズのワルダー「MUTON」など・・・。、手持ちで写真に写ってないものもかなりあります。 着せ替えだけでなく、乗り物、アタッチメント、果てはトーキングまで。集めていくと結構楽しく、キリがないです(笑)。 ◎宇宙人シリーズ各種(タカラ75年・変身サイボーグ) タカラの宇宙人。少年サイボーグサイズの素体に、抜群のデザインセンス、背中を押すと目が光った感じに見えるギミック等を持ち込んだシリーズです。数万年前から地球にも飛来し、アンドロメダ星雲や銀河系宇宙に出没して、アンドロイドAの故郷プリズマ星を滅ぼし、ワルダーとの決闘を終えた地球に再び進攻を開始。サイボーグは彼らと戦う事になる・・・という設定。本体のデザインもそうですが、特に優れているのはその武器群や円盤群であり、武器は太古の地球の恐竜や生物を生け捕りにして改造したもので造型の精密さは当時玩具の頂点と言って良く、コクピットとUFO別売りの「宇宙円盤UFO−7」システムはより彼等のミステリアスさを増します。(コクピット1500円・UFOの価格4500円!)写真の宇宙人は左が「0(ゼロス)」座っているのが「Z(ゾーン)」。あと触角の何考えてるか判らない奴「J(ジャグラ)」がいれば自分はこのシリーズ取りあえずそろいます。 ◎宇宙人武器セットNo.2ブリスター 宇宙人武器のパックです。背面の設定が詳しいのが感動もの。 ◎変身サイボーグ・アイスシルバー1号(75年・タカラ) 75年末の「サイボーグ研究所を救え!」(もしくは「同1号を救え」)アイデアキャンペーンの景品。別名冷凍睡眠1号。小売店店頭の縦長ポスターを見た子供がハガキで応募。プレゼント分1体を含め、当時タカラ工場スタッフ等が数体のみ持っていた公式カスタム品。ブルーの表面にシルバースプレーが吹かれ、特殊な各種デコレートがされている。(模型専門誌で以前紹介されています) ◎サイボーグジャガー初期箱(シルバー) 74年の春に発売されたジャガーの最初期箱です。カラフルな台紙がカッコイイです。自分がジャガーを買った5月には既に中は台紙からブリスターに。つまりこれはそれ以前の販売分という事になります。通常のブリスター梱包(上写真参)では首に余計なストレスがかかり、長期デッド品はかならずと言っていい程首にクラックが入るか、砕けてしまうのでジャガーで首に痛みが無いのは今ではかなり珍しいです。手に入れられて嬉しい品ですが、実は中身は後期でした(;) 以上、これからも色々Upしますが、自分はオ*テクさんや五*嵐氏のような集め方をしているわけではないので、好きなもの気に入ったものを買っては説明載せて行くつもりです。自分の経験に根ざした集め方があっても良いと思うんですよ。よろしく。 |